notion ink adam レビュー
adamとは?
インドのベンチャー企業「Notion Ink」が発売したAndroidタブレット。
主な仕様は以下の通り。
NVIDIA Tegra 250 Dual Core Cortex A-9 1GB DDR2 RAM/1GB SLC 8GB Flash(内蔵ストレージ) microSDHC(外部ストレージ) Android2.2(Froyo) ・ディスプレイ ・ネットワーク インターフェイス ・マルチメディア インターフェイス |
USB 2.0 ホスト x 2 Mini USB HDMI(1080p出力可) ・センサー ・サイズ他 |
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基本スペック的にはDualCoreのTegra 250採用など、最近発表が続いているHoneycombタブレットに劣る部分は意外と少ない。
ディスプレイ解像度が7inchのGalaxyTabなどと同じWSVGAなのでその部分は物足りなさを感じるが、同時にadamの大きな特徴であるPixel Qiディスプレイがアドバンテージにもなっている。
Pixel Qi(“チー”と読むらしい)とは、通常のLCDのようにフルカラー&高リフレッシュレートで動画も表示可能なモードと、直射日光下でも見やすく消費電力が低い電子ペーパーモードで切り替え可能なマルチモードディスプレイとして注目されているパネル。
今までのタブレットやスマートフォンで電子書籍を読んだことがあるならわかるだろうが、輝度を落とせばマシになるとはいえ読み続けていると結構目に疲労がたまる。
かといってKindleを始めとする電子ペーパーは目にやさしくて読みやすいが、画面の書き換え速度が遅い上、コミックなどのイラストには向かない。
というわけで、初めてこのPixel Qiを採用した、スペック的にも申し分のない、それでいて比較的低価格なこの端末に、世界中のガジェットヲタが群がったわけだ(笑)。
ちなみに気になる価格だが、Pixel Qiを使用しないLCDモデルと、3G通信機能の有無で4モデルに分かれる。
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USD 375.33 LCD Wi-fi only
USD 425.33 LCD Wi-fi + 3G (UMTS 850 / 1900 MHz)
USD 425.33 LCD Wi-fi + 3G (UMTS 900 / 2100 MHz)
USD 499.45 PixelQi Wi-fi only
USD 549.99 PixelQi Wi-fi + 3G (UMTS 850 / 1900 MHz)
USD 549.99 PixelQi Wi-fi + 3G (UMTS 900 / 2100 MHz)
(UMTSとはW-CDMAの欧州での呼称)
3Gは周波数帯によって2つに分かれているが値段は変わらない。
今回注文したのはPixelQi Wi-fi onlyモデルで、送料として一律50USDが追加されるため
- 499.45+50=549.45 USD
となり、現時点のレートなら約4.5万円と手の伸ばしやすい価格帯となる(受け取り時に消費税・手数料等で2000円ほど追加でとられるが)。
やっぱり値段は大事だよね?
ちなみに現時点ではAdroidOSのVerはFroyo(2.2)だが、すでにタブレトッ用と言われているHoneycomb(3.0)のアップデート作業が進められているとのこと。
というわけで長くなったが、ようやくこの後からが使用レビューとなる。