いきあたったらばったり

Gechic(給奇創造会社) On-Lap 1302 レビュー

前回、掲載したOn-Lap 1301 レビューだけれども、結構反応があったようで、こういう製品に興味を持つ人が多いのだなぁと実感。
実際、店頭ではどれくらい売れたのか気になるところではある。

さてそんな中、またまたGechic(給奇創造会社)様からレビューの依頼をいただいたので、今回も「正直な感想を」書いてみようと思う。

仕様について

大まかな特徴に関しては前回同様Engadget Japaneseの記事を見てもらうとして(マテ
On-Lap 1302という型番からお察しのように、基本的な製品コンセプトとしての「ドライバーいらず、USB1つで動作するモニター」という部分に関してはOn-Lap 1301と変わるものではない。
まずは前回同様、スペックシートから。

比較したところ、一見してパネルとしてのスペックに関しての大きな変更はなさそうだ。
対応解像度が増えてるかと期待したのだがちょっぴり残念。
ただ、よくみると大きく違っている箇所が。
そう、重量が865gから654gに、そして薄さがなんと8mmに!
今回の大きな売りはまさにこの点である。

654gと言えばちょうど新しいiPadとほとんど変わらない重量、8mmと言えば最近の薄型スマートフォンと同レベルの数値。
さすがに200g以上減ると、手に持った瞬間「うわっ、軽っ!」という感想が真っ先に来るぐらいインパクトが大きかった。
この軽さを実現することによって、大きく得たものと、また同時に失うものもあるのだがそれは後述する。

パッケージと外観

まあ、何はなくとも開封の儀である。

パッケージデザインも、落ち着いた少し高級感のあるものに変更されている。
On-Lap 1301のときのように一見してどういう商品かすぐ判る画像と煽り文句付きのパッケージがPC周辺機器っぽいとすれば、今回のはちょっとAV機器っぽい感じで、個人的には好みだ。
ちなみに裏面もこんな感じにシンプルだ。

箱をあけると真っ先に本体が現れるようになった。
この辺りは某社商品を意識しているのかもしれない(笑)
単純なビニールやセロファンでなく不織布バッグに包まれてるのが、前回同様うれしい。
本体を取り外すとアクセサリやマニュアルが現れる。

画像ではマニュアル類は省いたが、内容物の量は前回と大きく変わるほどではない。

画像左下はUSBとHDMIの本体側が1つにまとめられた特殊ケーブルになっている。
On-Lap 1301の時に比べてケーブル長にかなり余裕があるため、取り回しも楽になり、レイアウトの自由度も増すことに。
日本での発売時にはVGAケーブルも入っているとのことなので、一安心。

左上のブリックは前回は別売りとなっていたものだが、こちらもパッケージに同梱されるとのこと。
シンプルなつくりだがずっしりとした重量感があり、これでモニターを挟むことで自立させることができる。

上の画像は、別売りで用意されている「ブリックII」のもの。
組み合わせ次第でこのように高い位置で安定して固定できるため、ノートPCの液晶の上にくるようにセッティングすることも可能になっている。
ところでOn-Lap 1301のときは店頭に足を運んでないので知らないのだが、ブリックもちゃんと店頭に並んでいたのだろうか?


さて、ここからはモニター本体。
液晶とフレーム部分に分かれていたOn-Lap 1301と異なり、面一のプラスチックか透明樹脂のはめ込みになっている。
使いづらい配置だったらOSDの操作も、タッチキーで直感的にわかりやすいものになり、不満点をしっかりつぶしてきている。
液晶周囲の結構な面積を占めているベゼル部分がホワイトなのは、ノートパソコンの横に設置したときに、ちょっとうるさい感じがして好みが分かれるところかも。




フレームの存在感が大きかった背面も、すっきりしたものに。
このデザインはなかなかグッドだと思う。
モニターの外観で金属が使われている部分は、本体をノートに固定するブラケットだけと徹底しており、それが200g以上の軽量化に寄与しているのは間違いない。
その反面どうしても質感としての安っぽさにつながっている部分がないわけでもないが、そこは割り切るべきだろう。
軽くすることでブラケットも小さくでき、さらに軽くなるというそのバランスは悪くない。
ブラケットのヒンジ部分はかなり固いので、しっかり固定できて勝手に動いたりする心配もなさそうだ。


コネクタ部分のアップ。
はめ込むとはずすのに結構力がいるけれど、周囲よりコネクタ部分が少し高くなっていて指をかけやすいので、苦労するほどではない。
実際の所HDMIをはずしてVGAに付け替えるような機会は、逆も含めてそうそうないだろうし。
とにかくケーブル周りは断然使い勝手がよくなっていると言っていいだろう、まるっ!

使ってみた

ノートで2画面にするには、アクセサリの画像の右端にあったベース部分を付属の両面テープでノートの背面に固定、ブラケット部分を開いて差し込むような形になる。
前回は試さなかったが、今回はmicroHDMI-HDMI変換ケーブルも買って準備万端!
さあ試すぞ!……という段になってアクシデント発生。

ノートの端子にケーブルを差し込もうとするとどうも固い。
初めてだからかなとなんとか差し込んだもののモニターに信号がこない。
TVにつないでみてもダメ、ということで1度ケーブルを抜いてみたがなんだかおかしい、ケーブルを挿しなおそうにも全然ささらなくなった。
ケーブルの口を確認してみると……なにやら詰まっている。
これ……ピンとピンの間にある絶縁部分じゃねーか!
PHOTONについているmicroHDMIと比べると、本来2列に並んだピンの内側だけにあるべき絶縁部分がピンの外側も覆ってしまっているという不良品。
いままで使ってなかったからさすがに気がつかなかった……というわけでASUSに連絡して引き取り修理に(当然無料)。
というわけでOn-Lap 1302とはまったく関係のない理由でノートが手元からなくなり、接続レビューが出来なくなったので、代わりに公式の動画をお楽しみください。

On-Lap1302 安裝教學 – YouTube
ブラケット部分を手に持って開閉を試した限り強度に関して問題なさげだが、シールの部分の強度はどんなものだろうか。
バックパネルが曲面になっていたり、材質や表面加工によっては十分な粘着度を得られないかもしれないし、また貼り付けるのに心理的抵抗がある人も多いだろう。
そういう場合はブリックを使って横に設置することになるが、ここで取り回しが楽になったケーブルが生きてくることになる。

さらに色々使ってみた

今回も色々試してみた

GALAXY Nexus

前回同様『ランサーリンク MicroUSB to HDMI MHL変換アダプター』を使用して接続。
改善を期待してみたが、やはり640×480として認識されて、アスペクト比は維持されないまま1386×768に引き延ばされてしまった。
やはりパネルや入力周りは変わっていないようだ。

MOTOROLA PHOTON ISW11M


この端末にはmicroHDMI端子があるので、普通のケーブルで接続可能(端子に挿すとき少しドキドキしたが)。
GALAXY Nexus同様、960×540から1386×768に引き延ばされてしまうが、上下帯は出ない。
また横固定ではなく、端末を縦にすると左右に黒スペースが出るがきちんと縦表示もされた。

LUMIX GX1

LUMIX G3の時と同様、720×480として認識されるので写真確認用途としてのの使用には厳しい所。
撮影した動画を何人かで視聴する程度ならいいかもしれない。
そういう意味ではコンデジを接続する方がむいているのかも。

Xbox360

これも変わらないので画像は割愛。
ただHDMI端子がそのまま挿せるようになったのと、ケーブル長の関係で他に用意するものが必要でなくなったのはナイス。

PlayStation3

今回の大きなポイントの1つがHDCPへの対応!!
というわけで前回涙のんだこいつも雪辱を晴らせるはず……

まったく問題ないね!
もちろんスピーカーがないので使いどころに工夫が必要なのはXbox360のときと変わらない。
とにかく、映ることが大事なのだ!

寄ってみた

前回と異なり今回は装備品にマクロレンズがあるため限界まで寄ってみた。

解像度なりではあるが、細かい文字も読み取りやすい。
コントラスト比の高い別の素材でも試してみよう。


よりによってこれかー!(撮影時期をお察しください)
カメラの画像だけでなく、実際に肉眼でみても荒さは気にならないレベル。

右側はREGZAのフルHD出力によるもの。
さすがにここまで寄るとドット密度やパネルの差も出てくるが、逆に言うとここまで拡大しないと一見しては判らないということでもある。
まあ動画の残像感とか、視野角上下のの狭さとかはあるのだけれどもこの値段でここまで映れば十分じゃないかな。
ここまで出来てしまうとスピーカーが欲しく……いやそれは言うまい。

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というわけで、前機種で気になった点をブラッシュアップした正統後継機という感じに仕上がっているOn-Lap 1302だが、じゃあOn-Lap 1301と比べるとどうなの?
On-Lap 1302はオープン価格で店頭想定売価19,800円とのこと、家にある据え置きノートで常時使うなら実売15,000円程度と安くなっているOn-Lap 1301でもありかなと思うが、持ち歩きを少しでも考えるならOn-Lap 1302で間違いないんじゃないだろうか。

ちょっと気になる点として、今回撮影中にモバイル充電器を使うシーンが何度かあったのだけれども、安定せずにON/OFFを繰り返したことがあった。
この動画でも3:30辺りで似たような症状が出ている。
2つ試したがどっちも出力が500mAのものなのだが、前回はそんなことがなかったので消費電力に関して若干シビアになったのかも。
もっともスペック表では500mA(20% Brightness)になっているので輝度を下げれば問題ないのかもしれない。
手元に500mA以上の出力ができるものがなかったので検証できなかったが、モバイル充電器を使っての利用を考えているであれば出力に余裕があるものを用意した方が確実だろう。

で、個人的に次は、1280×720(もしくは800)の7~8inchクラスのパネルを使ったモバイル解像度対応のモニターとか期待してしまう。
コネクタは割り切って差し替え可能なmicroHDMIとMHL対応microUSB(MHLのときはもちろん別電源いらず)のみ、基本横向き表示を前提にしたもので背面にキックスタンド収納、電源は今まで通りUSBで……書いてて欲しくなってきた。
スマートフォンならスピーカー搭載しなくても手元から聞こえるし、ヘッドフォンでもいいしね。
ぜひ!(笑)

おっと忘れていた、On-Lap 1302の発売日は04/13予定とのこと。
また価格の出たショップがあれば順次追記の方向で。

徐々に予約が出始めてる様子。

13.3インチ 液晶モバイルモニター ON-LAP1302
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